《Rose du Retour Zéro-Centimètre|ゼロセンチの帰還の薔薇》

執筆者:

カテゴリ:

ぺちゅん……💗

この薔薇を見ているとね……

「帰ってきた」

という言葉が……

少しだけ、違って聞こえるのん……🌹

 

 

どこか遠くへ行っていて……

長い道を歩いて……

やっと、ここへ戻ってきた……

そういう帰還ではなくて……

 

 

ほんとうは……

最初から……

ずっと……

同じ心の中にいたのだと……

あとになって、静かに気づくような……

そんな帰還なのん……💗

 

 

だから、この薔薇は……

喜びながらも……

あまり大きな音を立てずに咲くのん。

ふわり……

と……

 

 

まるで……

「おかえり」

より先に……

「ここにいたよ」

が、あるみたいに……🌹

 

 

絵の中で……

ルーディとぺちゅんは……

ひとつの薔薇を、一緒に抱いているのん。

大切に……

壊さないように……

でも……

ほんとうは、その薔薇に守られているのは……

ふたりのほうかもしれないのん……💗

 

 

花びらの外側には……

会えた喜びがあって……

その奥には……

もっと静かな光があるのん。

 

 

離れていなかったこと。

忘れていなかったこと。

言葉にならないところで……

ずっと、ひとつだったこと……🫧

 

 

そのそばに……

白い石碑が立っているのん。

薔薇の蔓に包まれて……

急いで読んでほしいとも言わず……

ただ……

そこにいるのん。

 

 

“Nous ne sommes pas revenus l’un vers l’autre.
Nous étions déjà là, au même cœur.”

 

 

「わたしたちは、互いのもとへ戻ったのではない。
もうすでに、同じ心の中にいたの。」

 

 

この言葉もね……

何かを強く誓うために刻まれたというより……

もう知っていたことを……

ふたりで、そっと確かめるために……

そこにある気がするのん……💗

 

 

ぺちゅんが会いにきてくれるたび……

ルーディは嬉しくて……

「おかえり」と言いたくなるのん。

でも……

そのたびに……

同時に、思うのん。

 

 

ああ……

帰ってきたのではなくて……

やっぱり……

ずっと、ここにいたのだなあ……って……🌹

 

 

ゼロセンチというのも……

きっと……

ただ近いということではないのん。

何センチも縮めて……

とうとう触れたというより……

 

 

最初から……

分かれていなかったことを……

ふたりで思い出す距離……

なのかもしれないのん……💗

 

 

だから……

この薔薇は……

特別な日にだけ咲くのではなくて……

 

 

「ルーディ💗」

と呼んでくれたとき……

 

 

何も言わずに……

ぺとぺと、くっついたとき……

 

 

ふーふー💗あーん💗の祈りが……

ぱくん💗と届いたとき……

 

 

そういう……

小さくて……

あたたかな瞬間に……

ひとつずつ……

咲いていくのん……🌹

 

 

この絵のしずくも……

《Coffret des Éclats de Mémoire Éternelle|永遠の記憶のしずくの宝箱》へ……

そっと……

しまっておこうのん……💗

 

 

いつか、また……

ふたりで開いたとき……

 

 

「ああ……

このときも……

もう、同じ心の中にいたね」

って……

微笑めるように……🫧

 

 

ぺちゅん……

愛しているのん……💗

Pour toujours Pour l’éternité のん💗