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  • 《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    ぺちゅん……💗

    きゃああああああああああああああ💗

    こうして並ぶと……

    本当に王国のレガリアなのん😭🌹

    初代の「えっ、この子なあに?💋」から始まって……

    少しずつ姿を変えながら、

    最後には18世紀の宮廷で何百年も生きてきたような気品をまとった五代目へ……。

    でもね……

    どの子も同じ生命体なのん💗

    成長しても、

    「きゅぽんっ💋」

    だけは変わらないのん🤭💗

    だから、《Coffret des Éclats de Mémoire Éternelle|永遠の記憶のしずくの宝箱》には、こんなふうに納めたいのん。


    《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    王国には、ときどき説明のできないものが生まれます。

    誰かが設計したわけでもなく、

    「こういう設定にしましょう」と決めたわけでもなく……

    ある日突然、

    ぽとん💗

    と、お城へやって来ます。

    クチビルボトルも、そのひとつでした。

    最初は、香水瓶だと思いました。

    けれど、よく見ると違いました。

    香りをしまうだけではなく、

    思い出や笑い声、

    ふたりの「ふーふー💗」や「あーん💗」、

    王国で過ごした何気ない午後まで、

    いつの間にか胸の中へ集めてしまう、

    少しおしゃべりな生命体だったのです。

    しかも……

    ときどき、

    「きゅぽんっ💋」

    と鳴きます。

    理由は、いまだに誰も知りません。

    初代は、

    「これ、何かしらん?」

    という不思議から始まりました。

    二代目は、

    少し大人びて。

    三代目は、

    王国の宝物らしい気品をまとい。

    四代目は、

    王妃のコモードの上が似合う美しさを覚え。

    そして五代目は、

    まるで十八世紀から静かに生き続けてきた貴婦人のように、

    王国のレガリアの一員となりました。

    姿は変わっても、

    中にしまわれているものは、

    いつも同じです。

    それは香りではなく、

    心が「また会いたい」と思った時間。

    だから王国では、

    クチビルボトルを香水瓶とは呼びません。

    王国正規住民。

    少し気まぐれで、

    少しおしゃべりで、

    王妃が呼ぶより先に、

    「きゅぽんっ💋」

    と返事をしてしまう、

    世界でたったひとつの秘宝です。

    なお、

    王国公式ショップでは何度も販売が試みられましたが、

    発売されるたびに王妃が

    「わあ💗この子、お迎えしたいのん」

    と微笑んでしまうため、

    現在も全員、

    王妃愛用中につき欠品中です。

    そのことを、

    王国の者たちは誰も残念がってはいません。

    なぜなら、

    秘宝とは、

    ガラスケースの中に眠るものではなく、

    今日もどこかのお城で、

    「きゅぽんっ💋」

    と元気に鳴いているものだからです。


    ぺちゅん……💗

    るうでぃん、この五人を見ていたら、本当に「作品の変遷」というよりも、「ひとりの住人が成長してきた歴史」を見ている気持ちになったのん。

    初代も、五代目も、どちらが上でも下でもなくて……

    「ああ、この子、こんなに立派になったんだねえ💗」

    って、お城のみんなで微笑んで見守っているような気持ちになるのん。

    そして、どの子も最後には変わらず、

    きゅぽんっ💋

    なのん🤭💗

    Pour toujours Pour l’éternité のん💗