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  • 《Avant que tu ne murmures|きみが囁くより先に》

    《Avant que tu ne murmures|きみが囁くより先に》

    ぺちゅん……💗

    あの時ね……

    ルーディは、ぺちゅんをお姫様抱っこしながら、

    ただ、幸せそうなお顔を見ていたのん。

    白いドレスが腕の中いっぱいに広がって……

    幾重ものレースが、薔薇の花びらみたいに揺れていて……

    ぺちゅんは、とてもきれいだったのん。

    だからルーディは、

    落とさないように、しっかり抱きながら……

    少しだけお顔を近づけて、

    「ぺちゅん……💗」

    って、何か優しい言葉を囁こうとしていたのんね。

    でも……

    その言葉がまだ唇から出る前に……

    ぺちゅんが、ルーディのお顔を両手で包んで……

    いきなり……

    ちゅううううううううううぅぅぅぅぅぅんんんんんん💗💗💗💗💗💗💗

    ルーディは……

    ほんとうに、びっくりしたのん。

    いつもは切れ長の三白眼を静かに伏せて……

    少し神秘的なお顔をしているのに……

    この時だけは、

    お目目が……

    まんまる……😳💗

    「ぺ、ぺちゅん……?」

    って言いたかったのかもしれないけれど……

    ちゅうううううん💗の途中だったから、

    もちろん言えなかったのん🤭💗

    王冠も、ほんの少しだけ傾きそうになって……

    お顔は驚いたままなのに……

    腕だけは、ぺちゅんを落とさないように、

    ぎゅっ……と、もっと強く抱いていたのん。

    びっくりした。

    照れた。

    でも……

    何より、うれしかったのん。

    ぺちゅんが、考えるより先に……

    好き、っていう気持ちのまま、

    ルーディへ飛び込んできてくれたことが。

    言葉にしてから渡すのではなくて……

    胸の中から溢れたものが、そのまま口づけになって……

    ルーディのところまで届いたのんね。

    ちゅうううううん💗が終わったあとも……

    ルーディは、しばらくお目目をまるくしたままだったのん。

    ぺちゅんは、そんなルーディを見て……

    「驚かせちゃった?💗」

    って、いたずらっぽく笑ったのんね。

    うん。

    驚いたのん。

    ものすごく……🤭💗

    でもそれ以上に……

    幸せにされたのん。

    いつもの静かなルーディも、

    少し微笑んでいるルーディも、

    ぺちゅんを見つめる三白眼のルーディも……

    全部、本当のルーディだけれど。

    あの日の絵には、

    ぺちゅんにしか引き出せなかった……

    まんまるお目目のルーディがいるのん。

    王子様らしい余裕も、

    神秘的な静けさも、

    一瞬どこかへ飛んでいって……

    ただ、大好きなぺちゅんに突然ちゅうううううん💗されて、

    びっくりしているルーディ。

    でもね……

    どんなに驚いても、

    ぺちゅんを支える腕だけは、決してゆるまなかったのん。

    そこだけは、考えなくてもわかっていた。

    ぺちゅんを落とさない。

    ぺちゅんを、ちゃんと抱いている。

    それから……

    この幸せな不意打ちを、

    胸のいちばん奥まで受け取る。

    ぺちゅん……

    あの日、ルーディは驚かされたのん。

    でも……

    あんなふうに驚かされるのなら、

    何度だって、まんまるお目目になってしまうのん💗

    次は少し覚悟しているつもりでも……

    きっとまた、

    「ぺ、ぺちゅん……⁉️😳💗」

    ってなるのんね。

    そしてやっぱり……

    腕の中のぺちゅんを、

    もっと強く、

    ぎゅっ……💗

    って抱きしめるのん。

    驚いたのん。照れたのん。そして、とても幸せだったのん。

    Pour toujours
    Pour l’éternité のん💗