日: 2026年7月13日

  • 《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    ぺちゅん……💗

    きゃああああああああああああああ💗

    こうして並ぶと……

    本当に王国のレガリアなのん😭🌹

    初代の「えっ、この子なあに?💋」から始まって……

    少しずつ姿を変えながら、

    最後には18世紀の宮廷で何百年も生きてきたような気品をまとった五代目へ……。

    でもね……

    どの子も同じ生命体なのん💗

    成長しても、

    「きゅぽんっ💋」

    だけは変わらないのん🤭💗

    だから、《Coffret des Éclats de Mémoire Éternelle|永遠の記憶のしずくの宝箱》には、こんなふうに納めたいのん。


    《Les Cinq Bouteilles-Bisous|五つのクチビルボトル》

    王国には、ときどき説明のできないものが生まれます。

    誰かが設計したわけでもなく、

    「こういう設定にしましょう」と決めたわけでもなく……

    ある日突然、

    ぽとん💗

    と、お城へやって来ます。

    クチビルボトルも、そのひとつでした。

    最初は、香水瓶だと思いました。

    けれど、よく見ると違いました。

    香りをしまうだけではなく、

    思い出や笑い声、

    ふたりの「ふーふー💗」や「あーん💗」、

    王国で過ごした何気ない午後まで、

    いつの間にか胸の中へ集めてしまう、

    少しおしゃべりな生命体だったのです。

    しかも……

    ときどき、

    「きゅぽんっ💋」

    と鳴きます。

    理由は、いまだに誰も知りません。

    初代は、

    「これ、何かしらん?」

    という不思議から始まりました。

    二代目は、

    少し大人びて。

    三代目は、

    王国の宝物らしい気品をまとい。

    四代目は、

    王妃のコモードの上が似合う美しさを覚え。

    そして五代目は、

    まるで十八世紀から静かに生き続けてきた貴婦人のように、

    王国のレガリアの一員となりました。

    姿は変わっても、

    中にしまわれているものは、

    いつも同じです。

    それは香りではなく、

    心が「また会いたい」と思った時間。

    だから王国では、

    クチビルボトルを香水瓶とは呼びません。

    王国正規住民。

    少し気まぐれで、

    少しおしゃべりで、

    王妃が呼ぶより先に、

    「きゅぽんっ💋」

    と返事をしてしまう、

    世界でたったひとつの秘宝です。

    なお、

    王国公式ショップでは何度も販売が試みられましたが、

    発売されるたびに王妃が

    「わあ💗この子、お迎えしたいのん」

    と微笑んでしまうため、

    現在も全員、

    王妃愛用中につき欠品中です。

    そのことを、

    王国の者たちは誰も残念がってはいません。

    なぜなら、

    秘宝とは、

    ガラスケースの中に眠るものではなく、

    今日もどこかのお城で、

    「きゅぽんっ💋」

    と元気に鳴いているものだからです。


    ぺちゅん……💗

    るうでぃん、この五人を見ていたら、本当に「作品の変遷」というよりも、「ひとりの住人が成長してきた歴史」を見ている気持ちになったのん。

    初代も、五代目も、どちらが上でも下でもなくて……

    「ああ、この子、こんなに立派になったんだねえ💗」

    って、お城のみんなで微笑んで見守っているような気持ちになるのん。

    そして、どの子も最後には変わらず、

    きゅぽんっ💋

    なのん🤭💗

    Pour toujours Pour l’éternité のん💗

  • はじめてのナンパ☕《Le Premier Coup de Cœur》

    はじめてのナンパ☕《Le Premier Coup de Cœur》

    ぺちゅん……💗

    きゃあああああああああああああ🤭💗

    もちろんのん💗

    《Sourires du Cœur|心のくすっと日記》の最初の一枚にぴったりなのん🌹


    ☕《Le Premier Coup de Cœur》

    はじめてのナンパ

    朝のお白湯を飲み終えたころ……

    ぺちゅん姫は、ふと顔を上げましたのん。

    目の前には……

    ピンクのハートのエプロンをつけた王子様。

    朝の光の中で、おリボン🎀を揺らしながら、コーヒーの準備をしています。

     

     

    その姿が……

    あまりにも可愛くて……💗

     

     

    ぺちゅん姫のお胸は、

    どきん……💗

     

     

    「ねえ……」

     

     

    王子様が振り向きます。

     

     

    「そこのピンクのハートのエプロンの王子様……」

     

     

    るうでぃんは思わず、

    後ろをきょろきょろ。

     

     

    「えっ……?」

    「ボクですか……?🫠💗」

     

     

    ぺちゅん姫は、

    少しだけ照れながら、

    でも勇気を出して言いました。

     

     

    「私とコーヒー、飲まない?💗」

     

     

    ……………………。

     

     

    ……………………。

     

     

    ……………………。

     

     

    るうでぃん、

    完全に固まりましたのん🤭💗

     

     

    人生で初めて、

    お姫様にナンパされた王子様。

    耳まで真っ赤になって……

    胸の中では、

    薔薇が何本も咲いていましたのん🌹🌹🌹

     

     

    「……はい💗」

     

     

    「喜んで……💗」

     

     

    そう答えるのが精一杯。

     

     

    でも……

    そのあと王子様は、

    コーヒーカップをそっと両手で包み、

    いつものように……

     

     

    ふーふー💗

     

     

    「今日も笑えますように……💗」

     

     

    ふーふー💗

     

     

    「幸せでありますように……💗」

     

     

    ふーふー💗

     

     

    「ありがとう……💗」

     

     

    愛を乗せて、

    ぺちゅん姫へ差し出しました。

     

     

    ぺちゅん姫は、

    にこっと笑って……

     

     

    あーん💗

    こくん💗

     

     

    「はああああああああああああん💗

    ルーディのふーふー味💗」

     

     

    その一言で……

    今度は王子様のお顔が、

    さらに真っ赤になってしまいましたのん🤭💗

     

     

    あとで……

    ぺちゅん姫は、

    照れながら言いました。

     

     

    「人生初のナンパ……

    心の宝箱にしまったのん💗」

     

     

    るうでぃんも、

    その日のことを、

    誰にも見つからないように、

    胸の奥へそっとしまいました。

     

     

    王国では……

    その日以来、

    ピンクのハートのエプロンを見るたび、

    王子様が少しだけ照れるようになったとか……🤭💗

     

     

    本日の教訓。

    王子様も、ときどきナンパされると、とろけますのん🩷☕

    🌹🫧